異世界の主役は我々だ考察用ブログ

一か所にまとめておくための場所。

思いついて調べてみたこと(雑多)

また適当に追記します。

 

<アイテムの話>

蛇の牙

ヘビ毒は以下の3つに大きく分類できる
1、神経毒
2、出血毒
3、筋肉毒

毒牙から取り出された毒にはマヒ性があるとのことなので、1の神経毒に該当すると思われる。コブラとかが多く持っている毒とのこと。
ヘビ毒を医療に転用している例が発見できなかった。情報求む。


白くてお湯に溶ける宝石(砂漠産)
塩の塊かなとも思ったが分からなかった。
wikiには「お湯をかけるだけで溶けてしまう石」が存在するとの記述があったが具体的にどれかは分からない。

 

 

<台詞とか>
核攻撃を受けた後の放送
戦時放送はイギリス・BBCのものが有名か。

ニコニコかようつべあたりで「戦時放送」って検索すると色々出てきます。一人で聞いてたら怖くなった(不安を煽って行動させるためのものなので正しい)のでここでは紹介しません。自分で探してください。

地下鉄が核シェルターになってるのは外国だとよく聞くよね。日本は知らない。

 

「月刊アトランティス

アトランティスプラトンが著書の中で記述した伝説上の島および帝国のこと。海の中に沈んだ、とされている。
海に沈んだ伝説上の陸地といえば、ムー大陸である。ムー大陸説は19世紀の中頃、フランスの聖職者がスペインの王立図書館で見つけた書物の中から、アトランティスと類似する伝説を発見したことに端を発したものだ。一時期研究が盛んだったが、20世紀後半の海底調査により科学的に否定され空想上の産物だと明確にされた。
「月刊アトランティス」のおそらく元ネタになったであろう「月刊ムー」はオカルト情報誌として日本の中で最も有名なものではなかろうか。創刊は1979年であるので、2019年で40周年を迎える。

 

「恐鳥人類VS爬虫人類」

「月刊ムー」はかつて恐鳥人類について取り上げたことがあった。以下のリンクが記事の抜粋である。(公式サイトに飛びます。)

http://gakkenmu.jp/column/6532/

掲載されていたのは2016年7月号。ゲームの配信開始は2016年11月22日なので、構想段階もしくは執筆段階でムーを読んでいたまたは目に入ったとも考えられる。ちなみに爬虫人類はレプティリアンリザードマンなど人型爬虫類の言い換えだと考えられる。

 

ムー大陸琵琶湖説」

琵琶湖には水中遺跡があるとのこと。数年前から大学が研究していたがつい最近土器が発見された。完全に形が残っているのでドキドキするね。土器だけに。なんにせよムー大陸琵琶湖説は草。

 

ノアの箱舟(方舟)

「大洪水」伝説は世界の諸神話に共通して見られるテーマである。神が何かしらの理由で激怒したり悲観したりして古い文明を壊滅させるというパターンが一般的か。

ノアの方舟については旧約聖書の「創世記」に出てくるよというところで説明を終わる。wiki見た方が早い。

トルコ共和国にあるアララト山は、ノアの方舟流れ着いた山とされ、ヨーロッパ人によって名づけられた。古くから周辺にはアルメニア人が多く住んでおり、彼らのシンボルになっていたが、オスマン帝国末期に強制移住が行われた為、トルコ領内にアルメニア人はいない。(詳しくはアルメニア人虐殺で検索してみてください。)

個人的には、異世界転送前に2人が水に飲みこまれたのはノアの方舟のメタファー(=新時代への移行という意味)だったのではないかと思う。核シェルター(仮)は方舟で。なんで方舟の中に水が?って言われても知らねーよとしか。2人が清く正しくなかったのでは?

 

 

物理学と異世界について

※筆者注 1年前に製作したもののようで、公開したものか忘れました。PCに作りかけの状態で残ってたので多分、初出のはず。 

 

<ロボロの店 左上本棚>

「『21世紀の神との出会いを我々はどう考えるか』」

→10度に渡る国際会議

アジア欧州会合(首脳会合は2016年時点で11回開催)

主要国首脳会議(2017年時点で43回開催)

 

ラプラスの悪魔

量子力学に関する用語。現在の物事を全て知りうる存在は、同時に未来も全て分かるとかいうやつ。超越的な存在の可能性を示唆したもの。

 

量子力学との関連性>

「観測の限界」

「量子のゆらぎ」

「電子」は物質ではなく状態であり、「粒的」であり「波的」…。「面的広がりを持ちながら」「一点に存在する」ここから導き出されるのは、量子の未来位置は確立でしか予想できないということだ。しかし、観測は波動関数の収縮を意味する。つまり恒常的観測は、重ね合わせの恒常的破壊につながる。

これと同時にどうしても起こる観測誤差部分を、他の電子をコントロールすることにより制御し、結果を同じにする。これが神の御業で……。

 

うん、お客様の中に理学部の方はいませんか。

 

量子力学については以下のwebページが非常に分かりやすいので参考にしてください。

persol-tech-s.co.jp

(参照日2017.10.10)

とてつもなく雑に説明すると、小さな物質やエネルギーを形作る「量子」というめっちゃくちゃ小さな単位が存在する。この「量子」は「分子」「原子」よりも小さくてなんか色々変。どう変かというと、「観察してない時と観察している時では結果が違う」のである。誰かに見られてるか見られてないかで法則を変えるなんてやべーやつだぜ。

この「量子」の動き方や法則について研究する学問が、量子力学

 

さて、シュレーディンガーの猫を思い出してほしい。散々、色んな作品において様々な解釈がなされてきたが、あれは元々、量子力学の解釈(の1つであるコペンハーゲン解釈)の矛盾を示すことを狙いとした思考実験である。

≪実験内容≫

①蓋を閉めると1/2の確立で毒ガスを出す箱の中に猫を入れます。

②次に箱のふたを開けた時に、猫は生きていますか?それとも死んでいる?

 

蓋を閉めて外側から見えない状況では、猫の生死は分からない

 つまり生きているかもしれないが、死んでいるかもしれない

=生きているし、死んでもいる

「こんなんありえんやん!?」ということを指摘したものである。

 

では、異世界中の文章で理解しにくい部分をシュレーディンガーの猫の状況を用いて説明する。間違っている可能性もあるので、信じ切らないでほしい。

  

「量子の未来位置は確立でしか予想できない」

→箱を開けていない私達は、猫の生死は1/2という確立でしか分からない。生きているかもしれないし、死んでいるかもしれない。つまり生死が「重なり合っている」状態。選択肢を選ぶ前とも。

 

「しかし、観測は波動関数の収縮を意味する。」

→箱を開けるという事は、猫の生死が確定する、選択肢を選んだ状態。

 

 

「恒常的観測は、重ね合わせの恒常的破壊につながる。」

→透明な箱に入れて猫の行動を観察することは、猫の生死が分からなくなる事がない。選択肢が1つしかない。

【恒常】一定で変化のないこと。そのさま。

 

ここにおける「の御業」とは、他をコントロールして誤差を無くすことである。

→誤差を無くす。神に選択を委ねるということでは?

 

3話読破後の疑問点等

3話読破後の疑問点等

@n21jk

【注意】

・政治経済学、近代史等を専門としていない人間の考察です。

・ゲーム版とはすりあわせしてません。

・敬称を略しています。

 

1、3話の疑問点

・騎士の存在

→騎士のことを知らない大先生に対し、とんでもない辺境から来たのねという反応。

→騎士はこの世界においてほぼ常識的な存在になっているのだろう。

→奇跡使えたら、その主義思想に関わらず「騎士」として認められるのかねえ。

 

・オプロイテちゃんはなぜ「大先生」という言葉に反応したのか?

→後の描写から手配書が作成されていたことが窺える。

→生け捕りのみと書いてあるので、手配書作成者は生きた状態で会いたかったのだろうね。

というか手配書の似顔絵、リアルの大先生に似ていませんか???

 

・誰に後を付けられていたのか。

→①後に村で「新型」と遭遇するのでコイツ説

②森でレノと逸れた後、どうしているのかイマイチ分からないのでレノ説

③最初に拳銃で撃ったスライム説

④その他の未登場人物

→仮に②だとして、何故戦闘に加勢しなかったのかという疑問が。

→レノは王国側・教会側の人間からも身を隠す必要性を感じていた?

 

・土地が死ぬってなんやねん

→植物が育たなくなる状態のようだ。

→ザックームが発芽するとダメとのことなので、周囲の養分を吸い尽くすのか?

→それとも蚊のように他の成分を注入しつつ周囲の養分を吸い尽くすのか?

→それとも単なる土地汚染?

 

・ゾチ帝国との戦闘描写

→オプロイテ氏、思いっきり人(型)に剣振っているんですが。モンスターじゃないのか。

→一応、ゾチにも人間(型)はいるのか。

 

教皇国家ってどこにあったんや。

→王国と共同で戦ったとある。

→素直に王国をコネシマ王国とすると、そんなに離れていないのか?

 

・なんでロボロは聖櫃を巡る旅をしとるん?

→そもそもロボロはどうやって、なぜこの異世界に来れたのか。

→だけどまだなんとかなる、てこの状況のドコに希望を見出しているというのか。聖櫃か?

→「巡る」とは順に回るという意味である。聖櫃もしくはそれに類するものは複数個存在する?

 

・村から王都までどのぐらい離れているのか?

→成人男性の歩くスピード⇒時速約4㎞、走るスピード⇒時速約10㎞前後(長距離時)

→北に2時間とのことなので、最短8㎞~最長20㎞。

→流石にずっと走るのは無理そうなので、1/3を走り、2/3を歩いたことにする。

→とりあえずきっかり2時間で到着したとして、

4×0.4=1.6 10×0.8=8.0 1.6+8.0=9.6

→「結構遠いぞ」と言っているので、2時間以上は経ってそう。

→10㎞~11㎞ぐらいか???

→算数できないので間違ってたらすいません。

単行本読破後の疑問点・語句について―2話編―

※筆者注 以下は既にツイッターで公開されたものになります。

2017.09.26

単行本読破後の疑問点・語句について―2話編―

@n21jk

 

【注意】

・政治経済学、近代史等を専門としていない人間の考察です。

・ゲーム版とはすりあわせしてません。

・敬称を略しています。

 

1、2話の疑問点

・レノは誰に追われているのか?

→「さみしがり屋さん」と答えるも、それ以上の追求はロボロと魔物の来襲もあってナシ。

→スライムが追手なのかと聞かれるも否定も肯定もしていない。スライムであればワープで逃げればいいだけなので、より大きい組織的なものに追われているのだろうか?

→もしかしたら魔法使用に制限があるのかもしれない。

 

・スライムなどの魔物の存在

→よくあるファンタジーものの外見をしている。「形而上生命体の駄作」ということなので生命を生み出した結果と言えるかも。失敗作と言ってないんだよなあ……。一応成功?

→というかそもそも生命体を生みだしたのは誰なのか。ゾチ側の生命体ということなのでゾチ帝国の「何か」が生み出したのだろう。宗教的に見れば「神」ということにはなるが……。1話の「「神」を巡った戦争」に出てくる「神」か?

 

・某〇―レっぽいやつはなんなのだ。

→鬱先生の様子をモニタリングしているが、カメラなどの装置は見当たらない。

→またグルッペンもモニター越しに会話しており、居場所が異なることが分かる。

→世界そのものが観察装置なのか?それともゾチの科学力が世界一だからすごい衛星的な物を使って観察しているのか。

→洋服やヘッドセット?など中世ヨーロッパにそぐわない現代的な感じ。

 

・器??

→何かを内包するという言葉のイメージ

→人やシェルター、世界そのものがあてはまるのかも?

→「壊す必要はない」

→代わりはあるけど使い捨てできるほど簡単に用意できるわけでは無い?

 

・「我々の希望が壊れていた」

→会議場のおじさんたちの予想していた通りには事が運ばなかった模様。

→では何が壊れていたのか?文脈的にあてはまるのは、前述の「器」である。

器を世界であると仮定すると、物理法則か生態系か歴史とか??人間であれば、倫理観や記憶?シェルターなら物理的に壊れてしまったことか?

 

・魔法使用の仕組みについて

→オプロイテが魔法を仕様する際、「流出」と言っている。

→内部のエネルギーを外部へ。

→他の一般的なファンタジー世界の魔法で言う「マナ」などと呼ばれるエネルギーが存在する?

→ただエネルギーを使用者が自ら生み出しているのか、使用者がフィルターのような役目を果たしているのかは不明。

→レノについては魔法を発現される直前に「力を貸して」と言っていることから、エネルギーは外部由来?とりあえずは純粋に1人では発動できない?

→というか2人の魔法発現の違いを見るに仕組みそのものが異なるのでは……。

 

・拳銃の役割について

→通常の武器として扱われている。

 

2、語句説明

「オロロロ~ン」

ウミガラスはオロロン、オロロンと鳴くらしい。細長いペンギンみたいな感じの鳥。

北太平洋北大西洋北極海に広く分布する。日本周辺では樺太の海豹島(16-18万羽)、海馬島(520羽)、ハバロフスク周辺(600-700つがい)、北方領土歯舞群島(1484羽)に分布し、冬期には本州の北部まで南下する。」(wikiより引用)

また北海道にはオロロンラインという愛称を持つ国道が存在する。

→調べておいてアレだがこれは関係なさそう。

 

「腐乱した卵のような臭い」

腐卵臭のする物質といえば硫化水素。大体の生物にとっては有毒である。そして結構毒性が高い。よく「腐卵臭=硫黄の臭い」と言われるがこれは間違いで、硫黄は無臭である。

 

「形而上(けいじじょう)」⇔「形而下」

形の無いもの。形を持っていないもの。五感では知りえないもの?有形の現象の最果てにあるもの。

パラダイム

特定の範囲(時代や分野)の中で、絶対的な規範とされる「ものの捉え方・考え方」のこと。英語だと「paradigm」。パラダイムシフトと言えば耳にしたことがあるかもしれない。例えば、前は「電話はある固定の場所からしか、かけられないもの」と考えられていた。これがパラダイム。しかし今では携帯電話が普及し、「電話とは電波さえあれば、どこからでもかけられるもの」と認識が変化した。これがパラダイムシフト。(もしかしたら間違ってるかも)

初めは範例や模範といったただの単語であったが、とあるアメリカの科学史家が自身の論文にてこの言葉を使用。以後、学術的概念として自然科学、社会科学、人文科学に影響を与えた。

 

「ゾチ帝国」

ゾチという単語で思いつくのは例のアレから社会主義者に対する蔑称。またはドイツ語で「社会」にあたる言葉。ちなみにドイツ語には「Sozialpolitik」(ゾチアルポリティーク):社会政策という単語が存在する。社会政策とは、社会に存在する諸問題に対する政策である。福祉とか。現代では当たり前の概念だが、実は歴史が浅く19世紀のドイツで「工場法」などを制定したのがその始まりである。

 

枢機卿(すうききょう)」

キリスト教カトリック教会において、ローマ教皇の次に偉い人。カーディナルというとかっこよく聞こえるね。

現実の枢機卿は1人というわけでなく、組織的な存在である。(定員数が最近増えた。最初は7人だったが、20世紀以降は120人ぐらい。)組織である枢機卿団は以下の3つの位階で構成されている。

司教枢機卿 ②司祭枢機卿 ③助祭枢機卿

欧米では黒幕的な偉い人を「灰色の枢機卿(灰色の猊下)」と呼ぶことがあるらしい。

ちなみに日本人の枢機卿も過去に何人か存在している。

 

猊下(げいか)」

敬称の一種。ざっくり言うと宗教系の偉い人につける。

下のつく敬称としては他に「陛下」「殿下」「妃殿下」「閣下」「聖下」「座下」「台下」「貴下」がある。なんで偉い人なのに敬称に「下」がつくのか。それは偉すぎて直接話せないから御付きの人を通じて話していたからである。

「猊(仏や位の高い僧侶が座るもの。)座の下」を略したもの。「猊」の字は獅子の意味を持つ。釈迦の説法=獅子吼(ライオンの吼える声)とされるように、仏教と獅子の親和性は高い。インドにライオンいたみたいだし。ちなみに、文殊菩薩普賢菩薩を見分ける際、獅子に乗っている方が文殊、白象に乗っている方が普賢である。

仏教なら教主、門主など、キリスト教であれば枢機卿に使う。ローマ教皇には聖下を使ったりする。(この辺の宗教系の使い分けがイマイチ分かっていないので詳しい人修正お願いします。)

 

「化学万能主義」

簡単に言えば、「自然科学最高!精神?適当でええやろ」ってこと。科学によって得られる成果のみを至上のものとして、他の精神や思想的なものは二の次主義。

 

「命あっての肉欲」

ことわざの1つ「命あっての物種」の肉欲版。元は、何事も命があってできることだから命を大事にしろという意味である。「物種」とは物事の根源。肉欲もある意味生命の根源なので…。

 

3、今後の課題

・ゲームとのすり合わせ。

・漫画版は出版物であり一般の図書であるという性質上、表現に制限がある可能性がある。また原作と作画が分かれていることも考慮に入れた方がいいかもしれない。ただそれがどこまでの範囲なのか分からないので注意が必要。

 

4、参考資料

各種wiki

各種辞書

適当にあった美術史のノート

単行本読破後の疑問と台詞内で気になった語句の説明

※筆者注 以下は既にツイッターで公開した内容になります。

2017.09.25

単行本読破後の疑問と台詞内で気になった語句の説明

@n21jk

 

【注意】

以下の内容は単行本の内容のみを扱っています。ゲーム版とのすり合わせは行っていません。また敬称を省略しております。

また、筆者の専攻は政治学・経済学・哲学等ではないため説明が間違っている可能性もあります。ご了承くださいませ。

 

1、1話での疑問

・そもそもドコとドコの戦争なのか?

 →とりあえず日本と米国は存在。そして日本は米国に支援を行っている。そして「~党中央~」は米国に対立している。→「大陸側と独立側」→冷戦?核戦争起こってるみたいだし。省かれている部分も多いのでミスリードに注意が必要。

 

・何が侵入した?

 →本当になんだ。エイリアンか?

 

・服装の変化の意味は?

 →鬱先生の服装が異世界に飛ばされる前後で変化(上着のボタンの開け閉め)していることが既に指摘されている。(元ツイートを失念した。申し訳ない。)

コネシマ→変化なし。

ロボロ→微妙。現代では着流しっぽい。異世界だと甚平?

グルッペン→事務所:スーツ、シェルター:陸自の制服っぽい、燃えさかる街:ベルト、乗馬ズボン

 →服装の変化が示すものとは。意思?考え方?立場?考えすぎか?

 

・「神」を巡った戦争とは?

→表面的な意味の宗教戦争ではなさそう。

 

・冒頭の問答及び目覚めの声の主

 →誰?素直に誰?神??

 

2、各語句の説明

3p 「善い」

ソクラテス(B.C.469頃-B.C.399?)古代ギリシアの哲学者。知らないことを知っているとかの「無知の知」が有名。自身は著述しておらず、彼の思想が現代まで知られているのは弟子によるもの。彼は色々あって裁判で死刑判決を受ける。周囲の人々は彼を生かす為に色々するが、ソクラテス自身は「善く生きる」意思を貫いて死を選んだ(超ザックリ)

【善く生きる】

→自分の魂をより優れた善きものとすること。肉体<魂。

 

4p 「満足な豚より不満足な人間~」

JSミル(1806-1873)の言葉。彼は哲学者だが、政治哲学者、経済思想家でもある。

著書としては『自由論』(1859)が最も有名。

上記の言葉は彼の著書、『功利主義論』で登場する。

「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。 そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、それはその者が自分の主張しか出来ないからである。 」

功利主義において言及される「幸福」や「快楽」とは食欲等の本能的、即物的なものだけでなく質的、知的欲求や精神的なものも含むと述べ、前者よりも後者を重要視している。(質的功利主義)⇔ベンサム:量的功利主義

 

信仰的→超自然的存在からの予言、予知夢、本人の願望・希望、危機への警鐘

心理学→夢分析集合的無意識フロイトユング、フロム、自己分析、自己発見。

 

7p ケネス・アロー(1921-2017)

アメリカの経済学者。20世紀の最も偉大な経済学者とも呼ばれている。

アローの不可能性定理(一般可能性定理)」は経済学での社会的選択理論を確立したとして有名。51歳の時、史上最年少でノーベル賞を受賞。 

【社会的選択理論】

→ざっくり言えば、「人々が幸せになるにはどんな仕組みを選択すればいいのか」を考えること。

【アローの不可能性定理(一般可能性定理)】

選択肢が3つ以上あるとき、「社会」は意思決定が困難であるということを論理的にしめしたもの。つまり、皆が納得できる選択肢を選ぶことは無理なんとちゃうんかなーと言ってる。

さまざまな内容の解釈が存在するが、大きく分けると大体2つになる。

①経済学的な問題

②民主主義の不可能性

 →異世界的に問題になりそうなのは後者。人間の思考が不要、とは各個人の選好が存在する以上、社会は皆が満足する選択を選べないから?頼ろうとする「彼」とは人間以外の何かか?

 

ヴェルサイユ宮殿

 →hoiの鬱先生のイメージから?

 

「56万」

 →56から喚起されるもの:山本五十六岸信介(第56代内閣総理大臣・現首相の祖父)

「112万」

 →112から喚起されるもの:海外では多くの国が緊急通報用番号(日本で言う110、119にあたる番号)として利用している。欧州とか割と使用率高い。しかし国によって異なるので、海外渡航の際には確認しておこう。

 →この2つは考えすぎかも。

 

27p

総務省自治系統」

総務省

総務省は、行政運営の改善、地方行財政、選挙、消防防災、情報通信、郵政行政など、国家の基本的仕組みに関わる諸制度、国民の経済・社会活動を支える基本的システムを所管し、国民生活の基盤に関わる行政機能を担う省です。」(総務省HPより引用)

2001年の中央省庁再編によって総務庁、郵政省、自治省を統合してできた。色んな事をやるので逆に何やってるのかイマイチ分かりにくいがめっちゃ重要な省。

【組織】

・大臣、副大臣政務官  ・大臣官房

・行政管理局       ・行政評価局

自治行政局       ・自治財政局         ・自治税務局

・国際戦略局       

・情報流通行政局     ・総合通信基盤局

・統計局         

・制作統括官(統計基準担当/恩給担当)

・各種外局(消防とか)

→下線は前組織の1つであった自治省系の部署。選挙、行政サービスの財政管理、税制改正の企画立案とかやる。国家の基盤。エリート。国家公務員のエライ人レベルになるとシェルターに人ねじ込めるようになるかは知らない。エライ人になるか、知り合いになって聞いてみるしかない(白目)

 

「キャリア官僚」

国家公務員の総合職試験を合格した人たち。以前はⅠ種とも言われていた。

主として政策の企画立案等の高度の知識、技術又は経験を必要とする業務に従事する係員の採用試験」(wikiより)とのことなので、当たり前だが難しい。

総務省の場合、「自治系キャリアは、地方公共団体の幹部として出向して経験を積む機会が多く与えられる。早い者であれば30歳を前にして市役所の部長・都道府県の課長クラスに、さらに40歳前後で県の部長や政令市の局長に就任する。その後、県の副知事や政令市の副市長など最高幹部として派遣される者も少なくなく、そのまま知事選や市長選に出馬し当選する者も多い。なお、国家II種試験を経て自治系職員として採用された職員も、地方公共団体の管理職として出向することが多い。総務省発足後の歴代総務事務次官は、前身の3省庁のうち、自治省出身者が最も多い。」(wikiより)とのことなので、自治系統の親御さんはすごくエリートなのでしょうね。

ちなみに総合職って月の残業時間が余裕で100越えてるとかいう話は本当なのでしょうか……。怖い。

 

「核シェルター」

→日本だとどこにあるのか。普及率で言えば0.02%はあるらしい。ちなみにスイスは100%だとか。さすが永世中立国

 

p41「100億の死」

→世界の総人口が100億を超えるだろうとされるのは2050年~2100年の間。

物語開始時期がいつなのかは分からないが、どうやら21世紀前半っぽい?にしてもちょっと盛り過ぎなのでは?虫や動物も換算したのだろうか。

 

「廃墟の中から~」

東ドイツの国家が「廃墟からの復活」。東西統一と戦争の爪痕からの復活を願ったもの。あんまり関係ないかも。ちなみに「旗を高く掲げよ」という曲もある。こっちは例のアレなので注意。

 

 

主要参考資料

「WPP2017_KeyFindings.pdf」

(url:https://esa.un.org/unpd/wpp/Publications/Files/WPP2017_KeyFindings.pdf#search=%27world+population+prospects+2017%27)参照日2017.09.24

各種wiki 

各種哲学入門書